DIYで失敗しない防犯カメラ取り付け(3)

貝塚市で防犯カメラ施工しているサンラインです。

自分で屋外に防犯カメラを取り付けたい方のために、まずは画素数やカメラの性能はおいといて、どういう工事をしないとダメなのか説明します。

「配線工事は必要ありません」

よく防犯カメラで検索すると見る言葉ですが、これ本当ですか?

実は配線工事は必要です。あえて必要ないのを言うなら、乾電池式の無線カメラくらいです。

防犯カメラの違いと配線の種類

大きく分けて、防犯カメラは4種類です。

①wifiカメラ

無線式のカメラの事ですが、このタイプのカメラは電源が必要です

なので「配線いらないから簡単でいいわ」と思って購入すると、取り付けの時に困ってしまいます。

家の中なら沢山コンセントがあるので何とかできますが、屋外にはコンセントが少ないの困ります。

自分で工事する場合近くのコンセントから延長コードを配線します。

屋外なら防水対策も必要なので、防雨型のBOXを取付けて、その中で接続します。

美観にこだわるなら電気屋さんに頼んで防雨型のBOXまで頼んでもいいかもしれません。

②IPカメラ

ネットワークカメラの事ですが、このタイプのカメラはLANケーブルを配線します

配線は1本で済むPoE対応のカメラがいいと思います。

PoEとはLANケーブルで電気もおくれる仕組みです。

あとはレコーダー本体からLANポートで分けるのか、HUBというLANケーブルの分配で分けるのかの違いになります。

 

 

③AHDやHD-SDIカメラの1線式(ワンケーブル) 

このタイプは同軸ケーブル1本です。同軸ケーブルとはテレビの配線で使っているものです。

距離が長ければ5c-FBなどの太い線を使用しますが、家庭用なら細くて値段の安い3c-2vで十分だと思います。

ですがこのカメラは電源ユニットが別に必要になります。

カメラ➡電源ユニット➡レコーダー➡モニター

この順番になるので配線は各カメラに同軸1本ですが本体周りに電源ユニットが増えます。

電源ユニットは値段が高額なので、家庭用向きではないように思います。

④AHDやHD-SDIカメラの2線式 

このタイプは電源線と同軸ケーブルの2本必要です

通販で買う場合は2本一緒になったケーブルがついてる場合も多いです。

電源ユニットがいらないですが本体周りにある、コンセントから各カメラに電源を送らないとダメです。

上の写真の黄色のコネクターがついてる線は同軸ケーブルなのでカメラと本体を接続します。

赤のコネクターがついてる線の片側はカメラの専用アダプターと接続します。もう片方はカメラに接続します。

このタイプが1番多くて値段も安く現実的に家庭向きです。

まとめると

wifiカメラは電源線が1本必要です。

IPカメラはLANケーブルが1本必要です。

1線式は同軸ケーブル1本必要です。

2線式は同軸ケーブルと電源線の2本必要です。

参考に当社サンラインが配管して配線した画像です。 

                

配管は出来ればしてください。メリットは窃盗犯に切断させない。ケーブルの劣化をおさえる。見栄えが綺麗。オススメします。

何か困った事があればメールでも気軽に連絡下さい。

次回は「配線方法と配線ルートの考えかた

 

 

 

 

 

 


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